台風による大雨や、局地的な突風、竜巻が発生して民家の屋根を飛ばす光景が、よくテレビで報道されるようになっています。そういった自然の猛威による損害は、ほとんどの場合火災保険でカバーされます。
家の場合、その損害をよく受けるのが屋根でしょう。台風で瓦が飛ばされる、暴風雨で雨漏りがするなどよく起こりそうな一般的なものから、巨大な雹が降ってきて屋根が破損した、いきなりの豪雪で屋根が傷んだなど、あまり起こらないようなものも、風災の申請をすることができます。認定が下りれば、屋根修理を火災保険で賄うことが出来るというわけです。
屋根の損害による火災保険の申請は、証拠の写真や状況を調べる時には、屋根に実際に上がる必要があります。素人では屋根から落ちる、傷んだ場所をさらにひどくしてしまうなど、二次災害を引き起こしてしまうことがあるため、基本的には屋根修理を請け負う業者に頼むのが一般的になっています。そのため、修理業者の中には、保険の申請も一手に引き受けてくれるようなところもあります。